あなたは、言葉にエネルギーがあることを知っていますか？
嬉しい言葉には、人を幸せにする、良いエネルギーが宿っています。感受性が豊かなHSPの方は、言葉に込められたエネルギーを敏感に受け取るので、嬉しい言葉をかけられると、幸せな気持ちで満たされて、元気が溢れてきます。
「HSPの人が言われて嬉しい言葉って、どんな言葉があるだろう？」
「嬉しい言葉って、普段私も使っているのかな……？」
あなたも、HSPの方と話す際に、嬉しい言葉を使ってみませんか？
- HSPの人が言われて嬉しい言葉
- HSPの同僚への職場での接し方
- 嬉しい言葉にはどんな効果があるのか
について詳しく説明していきます。
HSPの人が言われて嬉しい7つの言葉
HSPの方は、受け取る言葉から、相手の感情を深く読み取っています。そんなHSPの方が職場で言われて嬉しい言葉を、理由も交えて紹介していきますので、順番に見ていきましょう。
頼りにする言葉：「頼りになるね」など
「頼りになるね」
「あなたがいてくれてよかったよ」
「あなたがいると心強いよ」
HSPの方にとって、頼りにされる言葉は、自分が人の役に立っているという自信になる言葉です。自分を頼ってくれる、必要としてくれる、そんな仲間の存在が心を強くしてくれます。
感謝する言葉：「おかげで助かったよ」など
「おかげで助かったよ」
「いつもありがとう」」
「〇〇してくれて嬉しかったよ！」
HSPの方は、相手の気持ちを敏感に察知できるため、気配り上手な方が多く、困ったときに先回りして助けてくれることもあります。そんなときに「おかげで助かったよ」と感謝されると、自分のHSP気質が役に立ったように感じ、嬉しく思います。
自己肯定感が下がりがちなHSPの方にとって、人から感謝されることは大きな励みになります。
共感する言葉：「辛かったね」など
「辛かったね」
「それは大変だったね」
「頑張ったね」
HSPの方は、辛いことがあっても一人で悩み、ギリギリまで我慢するところがありますが、勇気を出して、信頼できる人に相談することもあります。相談を受けたときは、相手の言葉を否定せずに、まずは「辛かったね」と共感してあげましょう。
共感してもらえることで、傷ついた心が癒されていきます。
気にかける言葉：「あの件は大丈夫だった？」など
「あの件は大丈夫だった？」
「しっかり休んでね」
「何かあったらいつでも言ってね！」
HSPの方は、仕事で困ったときも、周りに迷惑をかけたくないという気持ちから、相談できずに一人で悩んでいることがあります。 そのような時に「あの件は大丈夫だった？」などと、一声をかけてもらえると、心遣いにホッとします。
気にかけてくれる言葉は、HSPの方にとって、とてもありがたいものなのです。
感性を褒める言葉：「発想が良いよね」など
「発想が良いよね」
「感性が鋭い」
「センスがいいね」
HSPの方は、細かい視点でものごとを観察しているので、鋭い感性を活かした斬新なアイディアを提案するなど、周りを驚かせることもあるでしょう。
HSP特有の感性が評価される言葉は、HSPの方にとって非常に嬉しく、自信になる言葉です。
仕事ぶりを褒める言葉：「文章が上手いね」など
「文章が上手いね」
「デザイン力がある」
「アイデアが豊富だね」
HSPの性質を活かした仕事ぶりを褒められることも、HSPの方にとって大きな喜びです。文章作成やデザイン制作は、受け取る側の視点に立って、考えを巡らせながら行う作業のため、HSPの感受性や共感力が非常に役に立つのです。
いいな！と思ったら、ぜひ評価してあげましょう。
意外性を褒める言葉：「話すと面白いね」など
「話すと面白いね」
「行動力があるね」
「度胸あるよね」
HSPの方は繊細で控えめな印象がありますが、業務以外の雑談などをしたときに、ユニークな個性に気づき「話してみると、意外と面白い人なんだな」という発見をすることがあります。
普段控えめにしているHSPの方にとって、人柄や行動力などの意外性を褒められる言葉は、自分を見てもらえている、存在を肯定されている、という実感が湧く心強い言葉です。
職場での接し方｜HSPの同僚に嬉しい言葉をかけてみよう
嬉しい言葉は、感情が大きく動いている時に聞くと、より強く心に響きます。HSPの同僚が、落ち込んでいる時や喜んでいる時などに、嬉しい言葉をかけてあげましょう。
HSPの同僚が落ち込んでいる時など
- 対人関係で疲れている時
- 心配事で心細くなっている時
- 仕事でミスをしてしまい、落ち込んでいる時
HSPの方は、深く考え込んでしまう性質があるため、気持ちが沈んでしまうと回復しにくい傾向にあります。そんな時に同僚から「大丈夫？」などと気にかけてもらえると、気持ちがほぐれて、回復の助けになるのです。
無理に明るく励ますよりも、相手の感情に寄り添う感じで、温かい言葉をかけてあげましょう。
HSPの同僚が喜んでいる時など
- HSPの気質が仕事で活きた時
- これまでの仕事の成果が出た時
- 皆で協力し合って仕事をやり遂げた時
このような嬉しい出来事があった時に、喜びを共有できる仲間がいると、喜びもより大きくなりますよね。
ぜひ、HSPの同僚が喜んでいる時に、仕事を評価する言葉や、感謝の言葉をかけてあげましょう。
HSPの人が言われて嬉しい言葉には、どんな効果があるの？
感受性豊かなHSPの方にとって、嬉しい言葉は心のエネルギーになります。また、心と体はつながっているので、心が元気になることで、体も元気になるのです。
落ち込んだ時は
気遣いの言葉をかけてもらうことで、気持ちが楽になり、体もほぐれて楽になる
嬉しい時は
感謝の言葉をかけてもらうことで、心がより元気になり、体もさらに元気になる
このように、嬉しい言葉は心を元気にするだけでなく、体にも影響をあたえるほどの効果があります。 あなたの気持ちから生まれる、温かい言葉をかけてあげましょう。
気持ちが通じると、HSPの方からも温かい反応が返ってきて、お互いに良いエネルギーが循環するはずです。
なお、本記事でも紹介した通り言ったら喜ばれる言葉があるように、逆に言ってはいけない言葉もあります。特にHSPの方は語気に敏感であることが多く、言い方や内容によって仕事効率やモチベーション等に大きな影響を与えます。
HSPの方に言ってはいけない言葉については、以下の記事で詳しく解説しております。
まとめ｜HSPの人が言われて嬉しい言葉
- HSPの方が言われて嬉しい言葉には、「頼りにする言葉」「感謝する言葉」「共感や気遣いの言葉」「感性や仕事ぶりを褒める言葉」「意外性を褒める言葉」などがある
- 嬉しい言葉は「落ち込んでいる時」「とびきり嬉しい時」などの感情が大きく動いている時に聞くと、より強く心に響く
- HSPの方にとって、嬉しい言葉は心を元気にするだけでなく、体にも影響をあたえるほどの効果がある
嬉しい言葉は、かけられた側だけでなく、言葉を発した側にも良いエネルギーが宿ります。相手を思いやる言葉を発していると、自分にも同じように温かい反応が返ってくるものです。
言葉のチカラを感じながら、HSPの方との交流を楽しみ、温かい関係を築いていきましょう。
